ポイ活でポイントを得るということは、収入を得るということと同じなのでしょうか!?

そうなると確定申告をする必要が出てきます。

 

しかし、ポイントサイトでポイ活する方法もあれば、スーパーでTポイントを付けてもらうポイ活もあります。

Tポイントを得る場合も確定申告がいるのでしょうか?調べてみました!

 

ポイ活で得た収入は確定申告は必要?それとも不要?

 

結論から言うとポイ活で得た収入の額によって確定申告が必要となります。

 

では、いくらから確定申告が必要になるのでしょうか。

 

まずは副職としてポイ活をしている人は、次の様な条件に当てはまれば確定申告しなくてはなりません。

 

・給与の年収が2,000万円を超える人。

・1か所から給与を受けている人で、給与所得または、退職所得以外の合計額が20万円を超える人。

・2か所以上から給与を受けている人で、副業の収入金額と給与所得及び退職所得以外の金額の合計額が20万円を超える人。

ただし、給与所得の収入金額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を引いた額が150万円以下で給与所得及び退職所得以外の金額の合計額が20万円以下の人は、確定申告しなくても大丈夫です。

・同族会社の役員などで、その同族会社から貸付金の利子や資産の賃貸料などをもらっている人。

・災害減免法により源泉徴収の猶予を受けている人。

・源泉徴収義務のない物から給与等を受けている人。

・退職所得の税額が源泉徴収された金額よりも多くなる人。

 

この条件に当てはまらなくても、他の理由で確定申告をする人、たとえば住宅ローンの控除などで確定申告が必要な人は雑誌所得が20万円以下であっても一緒に申告して下さい。

 

また、専業主婦や無職の人がポイ活をしている場合は、年間38万円以下なら確定申告をする必要はありません

 

 

ポイ活(ポイント収入)は税務署によって考えが違う?

 

ポイントサイトでのポイ活は、ポイ活した日と、ポイントが反映しましたと表示される日と、ポイントが確定する日と、現金や電子マネーなどに換金する日と、様々な区切りがありますが、どのタイミングで収入として認められるのでしょうか。

 

これは、税務署によって判断が違うということです。

 

まだ、税務署側もポイントサイトの確定申告の認識が統一されていないということです。

 

ポイントが確定した日という場合と、換金した日といった場合に別れるのでご自分のお住まいの管轄の税務署に問い合わせて確認してください。

 

 

ポイ活で稼いだ収入は会社に知られる?副業がバレる可能性は?

 

会社員の人は会社に副収入があることをバレたくないですよね。

 

副業禁止の会社なら絶対にバレてはいけません。

 

そもそもどうして副業がバレてしまうことがあるのでしょうか?

 

副収入があると所得税と住民税が増えます。

 

会社員の場合、会社の方で納税するので増えた分の税金が会社に通知されてしまうので気付かれてしまうのです。

 

しかし、バレないようにする方法があります。

 

それは、確定申告をする時に住民税・事業税に関する事項というところで支払い方法を選択できますので、「自分で納付」にマルを付けて下さい。

 

そうすれば会社に増えた税金がバレずに済みます。

 

確定申告をしてること自体を怪しまれる場合もありますが、医療費控除やふるさと納税なら自分で確定申告をしますので副業ではないと言い張っても大丈夫でしょう。

 

ちなみにポイ活ではないアルバイトなどどこかに所属する副職の場合は個人で納付できない場合もあるので気を付けて下さい。

 

ポイ活の所得が条件に満たなくて所得税は増えないけれど、住民税だけが増える場合は住民税だけ申告する必要があります。

 

その場合は「普通徴収」を選択してください。

 

たかだかポイ活の収入くらいで会社にバレるなんてバカバカしい確定申告しなければバレないじゃん!と思っている人は気をつけてください。

 

税務署が本気を出すと逃げられません。

 

ポイントサイト側に調査をすれば何ポイント得たかはすぐにわかりますし、脱税の調査対象者になれば、突然家に押し入られ、パソコンの履歴を調べられます。しかも7年間さかのぼって徴収する権利があるので収入が多ければその分支払う税金の額も多くなります。

 

申告漏れの場合は、本来支払う予定の税金額に加算された額が請求されます。

 

50万円までは15%加算。50万円以上なら20%も加算されます。

 

 

ポイ活で得た収入は必ず記録!

 

確定申告は1年間の書類をまとめたものを提出するので、日頃から整理しておかないと後が大変です。

 

収入と支出も管理をしなくてはなりません。

 

メモ書きやノートに書くだけでも大丈夫ですが、収入が多い人はパソコンで計算できるように管理する方が楽でしょう。

 

ポイントサイトに過去のデータは残りますが、過去1年分までのデータは残っていないので、ポイントサイト側のデータをあてにしない方がいいですね。

 

さらに、収入が多い人はポイントサイト別に口座をわけておくと便利です。

 

また、ポイントサイトに関連した領収書は必ず取っておきましょう。

 

これは無理かなと思っているものでも、一部経費として扱ってもらえることがあります。

 

 

ポイ活収入を確定申告する時の注意点

 

ポイ活でも条件によって確定申告が必要だということがわかりました。

 

楽天やヤフーのポイント、Tポイントなど手軽に貯めて利用してる人もポイ活に入りますがこの人達も確定申告が必要なのでしょうか?

 

まさかまさかですが、条件によって確定申告が必要になりますので注意してください。

 

ポイントサイトやアンケートサイトを利用してポイ活をしている人がポイントを得た場合は項目は仕事の収入とみなされ雑所得になります。

 

楽天やヤフーやTポイントなどのポイントの項目は企業からのポイントのプレゼントとみなされて一時所得となります。

 

一時所得の場合は条件があります。

 

年間50万以上のポイントを利用しなければ確定申告する必要はありません。

 

また、ポイントサイトやアンケートサイトで収入を得た場合、電子マネーと交換してるから大丈夫だと思うのは間違いです。

 

電子マネーに交換しても現金に交換しても確定申告しなくてはいけない条件が揃えば確定申告する必要があります。

 

雑所得の計算方法は、年金以外の収入-必要経費=雑所得です。

 

さらに年金を受け取っている人は年金収入-公的年金控除を合わせたものが雑所得となります。

 

ということで必要経費が多く掛かっていれば雑所得が少なくなります。

 

ポイントサイトやアンケートサイトの紹介をサイトを利用して行っている人の場合は通信費、電気代、ドメイン代、パソコン代の一部は経費とみなされます。

 

思わぬものも経費に見なされる場合があるので、ポイントサイトやアンケートサイトに関わる全ての領収書を取っておきましょう。

 

また、専業主婦の場合は年間38万円以下なら確定申告をする必要はありませんと先ほど説明しましたが、逆にいうと年間38万円以上ポイ活でポイントを得たら確定申告をしなくてはなりません。

 

確定申告をしたからといって、総収入が103万円以下ならば夫の扶養から外れる必要はありません。

 

 

ポイ活確定申告まとめ!

 

ポイ活でも収入があれば確定申告をしなくてはなりません。

 

確定申告をする必要があるのか、不要なのかは、ポイ活の仕方や収入によって変わってくることがわかりました。

 

収入が多い人は、知らなかったでは後が大変になります。

 

税務署では、過去7年までさかのぼって徴収することができるということです。

 

確定申告の時期は毎年2月の中旬から3月の中旬です。

 

わからないことはお住まいの地域の管轄の税務署に相談してから確定申告をするようにしましょう。

 

 

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