会社やアルバイト先でマイナンバーの提出が求められように、お小遣いサイトでもマイナンバーの提示は必要なのでしょうか。
また、副業を禁止している会社で働いている人は、お小遣いサイトで稼いでいることが会社にバレることはあるのか、お小遣いサイトは副業にあたるのか、など心配なことも少なくはないようです。

 

お小遣いサイト登録にマイナンバーは必要?

マイナンバーは、国民が一人一人持っている12桁の番号です。

 

マイナンバーの制度が導入されてから、会社やアルバイト先でマイナンバーの提示を求められたという人も多いのではないでしょうか。マイナンバーが導入されたことでお金の流れを税務署が正確に把握することができるようになりました。

 

そのため、副業である程度の収入を得たときは確定申告が必要になります。

 

お小遣いサイトに登録をするときは、現時点ではマイナンバーの提示を義務づけているサイトはありませんが、将来的には導入される可能性があるかもしれません。

 

報酬や料金、賞金の支払いなどの支払い調書は法定調書と呼ばれており、法定調書を取り交わすものに関してはマイナンバーの提示が必要になります。

 

お小遣いサイトに登録しても、サイトの運営会社と法定調書を交わすことはありませんが、サイトの運営会社は税務署に法定調書を提出していると考えられるので、現時点ではなくても将来的にはマイナンバーが導入される可能性があるのです。

 

 

お小遣いサイトで稼いでいる事は会社にバレる?

お小遣いサイトである程度の収入を得ることができるようになると確定申告を行わなければいけません。
確定申告をすると収益に対する所得額が確定し、それに基づいて住民税の額が算出されます。

 

住民税は毎月給与から天引きされるので、受け取っている給与の額から見て住民税が大幅に高いということが起こると副業をしているのではないかと会社に疑われることがあります。

 

住民税のデータが会社に届かないようにするためには、確定申告を行うときに住民税の徴収方法を問う欄があり、普通徴収と特別徴収のどちらかを選ぶことができます。

 

このときに普通徴収を選ぶと住民税の納付書が自宅に届き、データが会社にいくことがないので、この方法をとれば会社に副業を行っていることがバレる心配はありません。

 

 

お小遣いサイトは副業扱いなのか?

お小遣いサイトは自宅で気軽に利用することができるので、副業という意識がないという方も多いのではないでしょうか。

お小遣いサイトで月に数百円や数千円程度の収入を得ている場合は副業とはいえませんが、給与の他にお小遣いサイトで年間20万以上稼いだときは、確定申告を行わなければいけないので、申告が必要な収入を得ているときは副業扱いになるでしょう。

 

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